空間を埋める本能
人間はスペースがあると無意識に埋めてしまいたくなる本能が
あるらしい。
余裕をもって空けておくというよりも
そこに何かを置いてしまったり、詰め込んで
空白をなしにしてしまうという、
ゴミ箱だって空にしてもすぐに何かをそこに捨てたり、
でも満杯になってくるとスローダウンしてくる、、。
クローゼットもガレージもなぜか満杯にしていないと
スペースを利用していないと
思ってしまうのですよね。
だから空間があるだけ物を買ったり置いたりして
空間の分だけ物が増えて行くんです。
これに気が付いていて客観視できると
かなりゆったりしたスペースを楽しむことが出来るかも。
引き出しを一段空けておくなんて考えられないかもだけど
物を増やしたくなければ、
小さい家具に買い替えると言う手もあります。
私も今日は捨てる&空間を作ってみることに挑戦です。
本当に空間があると
必要のない物を捨てないで
とっておいたりして、
そこを埋めてしまいたくなるのですよね。
これは物に限らず時間にも当てはまると思います。
いつも何かしていないと気がすまない、
”していないと”遅れをとっているような錯覚になって
時間を埋めてしまう。
あえて、何もしない少しの時間ー(たとえ30分でも)をとってみる。
するとおもしろいことが起きます。
何もしない30分の間には”よいアイデア、閃き”が浮かんだりします。
いつも走り続けていて見えなかったことが
あれ?って
見直しできたりします。
逆にこの空間の時間を作る為には
何をすればいいのか、、、と考えるようにもなります。
時間の省略できるところはどこか等を考えることになったりします。
人間の持つ”空間を埋めたい本能””をよく自覚して
何もしない罪悪感からも解き放されると、
この無の空間というのは実は凄くパワフルな未来が
つまっていることに気が付きます。
前日に明日やらなければいけないと
思っていたことは、当日、無の時間の間に
もっと良い案が浮かんできたりすることがあるのです。
時間も空間もスペースを作ることによって
本当の自分と繋がれるのですよね
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